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ドラマ「ハンニバル」がサイコサスペンスの皮を被った壮大なラブロマンスだった|配信で無料視聴可能

こんにちは。
実写BL・メンズロマンスが大好きなアラサー会社員のricoと申します。

数ある作品の中から大人女性にもきちんとおすすめできる良作のみをピックアップしていたら、130本を超えてしまいました。
ひたすら個人的な見どころをご紹介していくブログです。(特に激推しな11作品はこちら)

今回はアメリカのドラマ「ハンニバル(原題:Hannibal)」シリーズを取り上げます。

作品メモ

評価 :4.5/5。

評 価:4.5(4.5以上はこちら
設 定:犯罪・同僚・ライバル・ブロマンス
トーン:ダーク・サスペンス・バイオレンス・耽美
大人度:※異常値につき測定不可

博 士:精神科医/天才/スパダリ/サイコ/鬼畜/ほだされ/執着
ウィル:FBI捜査官/天才/精神不安定/強気/ワンコ

※あくまでも個人の主観です

まだ見たことがない方のために詳細を省いた「見どころのみ」をかいつまんでご紹介しますが、3割ほどネタバレを含みますのでご注意ください。

最初に言っておきます。
今回はかなり興奮してます。

ドラマ「ハンニバル」シリーズとは

ドラマ「ハンニバル(原題:Hannibal)」は、トマス・ハリスの小説「レッド・ドラゴン」を原作にしたアメリカのテレビドラマシリーズです。
マッツ・ミケルセンとヒュー・ダンシーをW主演に据え、本国で2013年~2015年、日本では翌年に放送されました。

『羊たちの沈黙』、『レッド・ドラゴン』に描かれる前のハンニバル・レクターは、FBIで働く優秀な精神科医だった。
彼の仕事は、連続殺人犯の精神を見ることができるという天賦の才能を持ちながら、同時にそれに悩まされている特別調査官ウィル・グレアムを助けることであった。
ウィルの精神状態を診る役目だったレクターだが、次第に犯行現場にも立ち会う様になる。
殺人事件の捜査でウィルに協力しながら、本性を覗かせていくレクター。
善と悪の狭間を彼は歩いていく。

「ハンニバル」あらすじより

”ハンニバル”と聞いてまず浮かぶのが、リドリー・スコット監督、アンソニー・ホプキンスが強烈な印象の映画「羊たちの沈黙」ですよね。
人肉を食らうサイコパスとして世界中を震撼させた、ハンニバル・レクター博士。
このドラマでは彼の若い頃を描き、かつ現代版にアレンジしたオリジナルの脚色を加えた作品です。

でもね、いいですか皆さん。
大前提としてご承知おきいただきたいことがあるんです。
私がここで言いたいのは、「ハンニバル=人肉を食らうサイコサスペンスドラマ」と一言で片づけてしまってはいけないとよということです。

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いいですか、このビジュアルに騙されてはいけません。
本作は猟奇殺人を扱った「本格サイコサスペンスドラマ」という皮をかぶっていますが、そんなもんじゃないぜと。

中身はイケオジ同士の「ラブロマンス」だぞ(断言)

非常に手の込んだ愛の物語なのだよ

天才精神科医と天才捜査官の奇妙な関係

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ハンニバル・レクター(演:マッツ・ミケルセン)

彼こそがあのハンニバル。存在がオムファタル。
高名な法医学精神科医。法医学界の至宝。
ド派手なペイズリー柄のタイも着こなす、洗練された紳士。
スリーピースのスーツがトレードマーク(非情にエロい)。
ワインをこよなく愛し食材からこだわる美食家で、プロ並みの料理の腕をもつ。
スパダリっていう表現が陳腐化するほどレベチなスパダリ。
完璧な姿から、誰も彼の裏の顔を知る由もない…

FBIからプロファイラーのウィルの精神鑑定を秘密裏に頼まれる。
ハンニバルはウィルのセラピーを通じて捜査に協力し、ウィルの分析も行うようになる。

常に冷静で無表情。その感情は誰にも読み取れない。
「私、失敗しないんで」とか言わなくても100%失敗しない完璧な男。
でもウィルのことになると、若干(ほんとに若干すぎて肉眼では確認できない)取り乱す。

むせかえるほどの色気に注意

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ウィル・グレアム(演:ヒュー・ダンシー)

FBIの訓練生を相手に教鞭をとる天才プロファイラー。
釣りが好き。脳内でも釣りするほどの釣り好き。
人と関わることが苦手で、唯一の友達は飼っている犬たち。
想像力が豊かでいろんなことに思いを馳せる。妄想が得意。
凶悪な殺人犯に共感し、犯人の動機や感情を脳内で再現できる能力を持つ。
その非凡な才能をFBIに買われ実際の連続殺人のプロファイルに協力する。
しかしその能力が故に徐々に犯人像に取りつかれ精神が不安定になっていく…

FBIは手っ取り早く事件が解決できることから、ウィルを重宝する。
残虐な殺人現場に彼を引っ張り出す保険として、FBIは精神科医ハンニバルのセラピーをうけさせることでウィルの正常なメンタルが保たれると判断するが…

…それが全くの逆効果なのだった…

犯人のことを考えすぎて、犯人の危険な精神に近づきすぎちゃう繊細な心の持ち主。
基本的にぷるぷる震えて、毎晩悪夢にうなされてる。だから起きたらいつも寝汗で汗だく。
しょっちゅう錯覚を見たり気を失ったり意識がもうろうとして白目になる(かわいい)。

最初は精神的に弱よわだったウィルが、ハンニバルに出会うことで(ありとあらゆる意味で)少しずつ変わっていくんです。

ゾクゾクが止まらん

異常なまでに歪んだふたりの関係

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はい。もうこれに尽きます。
例えばこちらの画像(↑)、これはファンがこしらえたコラ画ではありません、公式のスクショです。
いいですか、精神科医のカウンセリング中なのにこんな距離感ですよ。

ウィル:いま僕の匂いを嗅いだ?
ハンニバル:嗅いでみたくて。

Hannibal Season1 Episode5

どういうことですか。
わたしにもわかりません。

わかっていることはただひとつ。

どう考えても精神科医と患者の距離感ではない。

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これからごちゃごちゃとこの作品の魅力を書き散らしますが、先に言っておきます。(先に言っておきたいことが多すぎる)
結局のところドラマ「ハンニバル」は、レクター博士とウィルのこの歪んだ関係性に尽きるんです。

これが全てです。

このドラマには強烈なキャラクター達が次々と登場します。
後に書きますが「え?これ地上波で放送してたの?」ってなるくらい、トラウマになるようなエグくてグロい凶悪な殺人事件が頻発します。
でもね、このふたりの異常な関係性からしたら取るに足らねえわ…と思えてくるほど

このふたりの関係が全てなんです。

凡人には理解できないほどのこじれた関係なんですよ。もう。
他の誰もが立ち入る隙を与えないような、濁っているようで透き通っているような清濁併せた「官能的な空気」がふたりを包んでいるんです。

愛が深すぎる。

どうあがいても公式が最大手

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ドラマ「シャーロック」のようなバディものの作品は、わたし含め貴婦人たちの妄想のターゲットになりがちです(声を大にして言うricoは二次創作が大好物です)。
がしかしこの「ハンニバル」シリーズに関してはそんなファンたちに「だめだ全然やることがない」と言わせるほど、公式が最大手です。

日本では腐女子、英語圏ではShipperと言われるファンたちによる妄想の産物、隙間産業が入る余地のない程、河上から河下まですべて公式が一括管理して一大産業を担ってるんです。

つまりファンが立ち入るスキがないほど、というか立ち入る必要がないほど

ファンたちの妄想の全てを満たしてくれているんです。

妄想を超える展開の数々

そう、全部だ。
視聴者が見たいもの、それを公式は全て与えてくれるんです。

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例えばこのウィルですよ。
正義感に満ち溢れ、人の命を助けたいという強い信念から危険で残虐な殺人事件の捜査に協力するイイ男。
善と悪の狭間で揺らぎまくって、すぐ息荒げちゃう可愛いやつなんです。
例えそれが自分の精神を蝕み、時に犯人から狙われてしまう危険な行為だったとしても、殺人を阻止しようと自分の身を削るように献身的に捜査に尽くすんです。

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コミュ障で自閉症もち、普段は誰ともかかわらずにわんちゃんたちとおうちで静かに過ごすのが本来のウィルの姿なんです。

そんな真っ直ぐで純粋で繊細さが魅力のウィルなんですが、欲張りな私は妄想してしまうんですよ。
もし、こんなにピュアなウィルが…闇堕ちしたら…
めちゃくちゃセクシーなんじゃないか…

私 「(ああ…ウィルの闇堕ちが見たい)」
公式「あるよ」

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そうなんです、そんな私の「見たい」を公式は当然のように見せてくれました。
しかも予測不能なやり方で、想像以上に刺激的な演出で。

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もちろんウィルの闇堕ちの要因は、そうハンニバル。
ハンニバルがどう影響を与えたかはぜひ本編で見て欲しい…

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そしてハンニバル。
天才精神科医である彼は、常に最強な存在。
弱肉強食のピラミッドの頂点に立つ人類のなかでも、さらにトップに立つ男。
彼に勝る存在は誰一人としていない(ある意味ウィルは例外)
全て自分の思い通りに事を運ぶことができる天才的・圧倒的能力があるんです。

だからこそ欲張りな私は妄想してしまうんですよ。
もし、負け知らずのハンニバルが…窮地に立たされたら…
めちゃくちゃセクシーなんじゃないか…と。

私 「(博士が追い詰められる姿がみたい)」
公式「あるよ」

そうなんです、博士が追い詰められ絶体絶命な窮地に陥るシーンがいくつかあるんです。
しかもかなり刺激的な演出なので、求めていた私も思わず「いいんですか?」ってなるほど過激なシーンがたくさんございます。

屈強な肉体の完璧な男が拘束されて苦しめられるという神演出、ricoはもちろん一部の方の性癖にはドストライクなシーンを挟んできてくれる公式。

ありがとうございます。

(刺激的なため画像を見たい方はクリックをお願いいたします)
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凶悪殺人犯につかまり、背中に焼き印を押され、家畜のように檻に入れられるハンニバル。

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こちらは別の凶悪殺人犯に捕らわれつるされるハンニバル。
宗教画かなと思うほど美しい。

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血だらけになって死を目前にしてもなお、ウィルに向ける視線は真っ直ぐなハンニバル。

もちろんこれだけでは終わりません。
全シリーズ通して一貫して言えることは、このドラマが私の妄想を映像で実現してくれている、夢のような作品なんだということです。
恐ろしい程クオリティが高く、びっくりするほど手の込んだ同人誌を読んでいるようなの展開の数々なんです。

私 「まさかウィルに変な薬を盛っちゃうハンニバルなんてのは…ないですよね?」
公式「あるよ」

私 「敵に拷問されてるウィルを助け出してお姫様抱っこするハンニバルなんてのは…」
公式「あるよ」

私 「ウィルが追手からハンニバルを逃がそうとするんだけど”君を置いてはいけないよ”とかいっちゃったりする展開は…」
公式「あるよ」

私 「ウィルに執着しすぎてウィルの愛する人をハンニバルが寝取るなんて展開は…」
公式「あるよ」

私 「…」
公式「あるよ」

あるんかい
(お手上げ)

公式の福利厚生が手厚い

https://bonearenaofmyskull.tumblr.com/post/172540413348/hannibal-behind-the-scenes

さらにドラマ「ハンニバル」の素晴らしいところは、主演のマッツ・ミケルセンをはじめ演者陣やドラマの制作陣も「Fannibal(ファンニバル)」と呼ばれるファンたちを尊重し、彼らの楽しみ方を受け入れているという点です。

Season3でドラマが終了した後も、毎年出演者と制作陣がファンと集うイベントを開催し、オープンな場で作品の魅力について語り合うという素晴らしい機会もあるんです。

「Hannnigram(ハンニグラム)」といわれるファンたちによる二次創作の存在を認識し、さらにウィルと博士がえっちなことしてるイラストやオリジナル小説も、むしろ推奨しているという懐の広さ。

だって監督が二次創作Tシャツ着ちゃう程だもん(頭抱える)↓

さらにはファンの作品から着想を得て作品に取り入れることもあるほど、ファンたちの熱い思いをしっかり受け入れてくれているという。

恐るべし…公式の包容力

官能的な演出に頭抱える

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ふたりのシーンはある意味全部艶っぽくてで大好きなんですけどね、その中でもricoがくそ!!(じたばた)となったお気に入りのシーンをいくつかご紹介しようと思います。

Season1 Episode10 ハシゴのシーン

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本国のファンの間では”the Ladder Scene(例のハシゴのシーン)”として不動の人気を誇る名シーン。
ハンニバルの部屋でカウンセリング中、会話をしながらウィルが本棚のハシゴにもたれかかります。
ウィルに近寄りながら説き伏せるハンニバルに、ハシゴに身体を預けながら思わず深呼吸をするウィル。

こういう何気ない会話のシーンでも、あっ、えっ、となる部分があり過ぎるんです。
ふたりの間に漂う空気がとてつもなく官能的なせいで、哲学的でいて洗練された台詞が全く入ってこないじゃないか。

結果何度も見るという

Season2 Episode 6 ラブシーン

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個人的には全編通じてラブシーンと言いたいくらいなんですが、ここではガチのラブシーンが出てきます。
しかし直接的ではなく、あくまでも間接的に、ただしっかりと匂わせてくる、いや、匂わせなんていう上品な表現はちがうな‥まるでシンナーを染みこませた布で呼吸器官を一気にふさぐくらいの勢いで、強烈に「嗅がせ」てくるのがこの「ハンニバル」シリーズの常套手段なんですよ。
そのたびに何人のオタクたちが(歓喜のあまり)バタバタと気絶していったことか…

ネタバレを避けるため詳細は語りませんが、ハンニバルがある女性とメイクラブしている(言い方)ラブシーンと、ウィルが別の女性とメイクラブしているラブシーン、この2つの異なるラブシーンを重ね合わせるというなんとも憎い演出がございます。

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まるで互いが同じベッドの上にいるような。
目の前の女性を抱いていながら、別の「誰か」を想像しているふたり。
そう思わせる確信犯的で巧妙なカット割りに完全にひれ伏しました。

これはあかんて(大の字)

Season3 Episode 13 ラストシーン

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そして最終話のシーン。
おそらく貴女が何度も繰り返し見ることになるであろう最終話Season3のラストシーンです。

ハンニバル「見て。これがずっときみのために願ってきたものだよ、ウィル。私たち2人のために」
ウィル「美しい…」

Hannibal Season3 Last Episode

これが最終話の二人の台詞です。
未視聴の方にはなんの意味もなさないやりとりですが、この表現には深いふかい意味が込められていて、全話通して見るとこのラストシーンの演出が恐ろしい程美しく感じられるんです。
ricoはこのラストシーンに鳥肌たちましたよ…それはもう…膝から崩れるほどの衝撃がありました。

もうやだ。好き。

1ミリも参考にならないお料理番組

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ドラマ「ハンニバル」のもう一つの見どころは、毎話登場するお決まりのお料理シーン。
「美食家のハンニバル」という原作の設定をドラマでも忠実に表現しています。

軽快な音楽に乗せて、手際よく進むこの美しい厨房でのシーン。
生きるために食べる、そのために料理するという行為はまさに「生(せい)」に直結するはずなんですが…このドラマでは毎話「死」がチラつき、もれなく恐怖が付き纏う、このギャップが大きな特徴です。
美しいのに、怖い、その二つの感情で毎回脳が混乱するこの感じ。わかってくれ…

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劇中のお料理のシーンは途方もないほどの手間をかけて作り上げられていることが素人目から見てもはっきりわかるほど、とにかくこだわりを感じます。
いったい何台のカメラでどれくらい時間をかけて撮ったんだいといいたくなるほど完成度が高すぎる。

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そもそもマッツ・ミケルセン演じるハンニバルが厨房に立って鋭いナイフでお肉を裁いたり、繊細な手つきでスパイスを振りかけたり、筋張った腕でしなやかにフランベしたりする姿そのものが美しいのは言うまでもないのですよ。

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さらにそのグロテスクで幻想的で官能的でもあるお料理の数々が芸術そのものなんです。

「孤独のグルメ」や「きのう何食べた」に代表されるように、「飯もの」深夜ドラマがありますよね。
夜中に番組をみると思わずお腹が鳴ってしまって、ついつい深夜に冷蔵庫を漁ってしまうでお馴染みの飯テロシーン、何度やられたことか…

この「ハンニバル」にも数多くのお料理が出てきます。
ただ、この作品においては全くと言っていい程、お腹が鳴らないんですよね。

そもそも「その肉は…いったい…何の肉なんでしょうか…博士…」なんていう野暮な疑問が脳裏をよぎることももちろんですが、それを差し置いても、とにかく出てくるお料理がどれも現実離れしていて味が全く想像つかん
さらには「美味しそう」に見せるのではなく、恐怖心だったり不安感をあおるためのお料理としてサスペンス要素の一つになっているんです。

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…ね。言わんとしてることわかってくれますよね。

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どこかグロテスクで全く食欲を刺激されない。
でも非日常なほどに手の込んだ一皿一皿が、ひとつの完成されたアートのような美しさで、それがお料理であることを忘れ思わず見入ってしまうんです。
「うまそう」というより「うつくしひ…」という感情の方が大きい。

この芸術的なお料理たちはラスベガスの有名シェフ、ホセ・アンドレスと、フードスタイリストのジャニス・プーンが監修したもの。
ええ、まさかですが劇中に登場するお料理の公式レシピ本もでていますよ。
絶対に明日の献立の参考にならないことがわかっていながらも、なぜか所有したい欲が溢れてきて困っています。

さらにこのドラマの各話タイトルは全てお料理にちなんだものというこだわりぶりです。

Season1はフレンチのコース名:

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  • 1-1 Apéritif
  • 1-2 Amuse-Bouche
  • 1-3 Potage
  • 1-4 Œuf
  • 1-5 Coquilles
  • 1-6 Entrée
  • 1-7 Sorbet
  • 1-8 Fromage
  • 1-9 Trou Normand
  • 1-10 Buffet Froid
  • 1-11 Rôti
  • 1-12 Relevés
  • 1-13 Savoureux

Season2は日本の懐石料理の流れ:

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  • 2-1 Kaiseki
  • 2-2 Sakizuki
  • 2-3 Hassun
  • 2-4 Takiawase
  • 2-5 Mukōzuke
  • 2-6 Futamono
  • 2-7 Yakimono
  • 2-8 Su-Zakana
  • 2-9 Shiizakana
  • 2-10 Naka-Choko
  • 2-11 Kō No Mono
  • 2-12 Tome-Wan
  • 2-13 Mizumono

Season3はイタリア料理のコース名:

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  • 3-1 Antipasto
  • 3-2 Primavera
  • 3-3 Secondo
  • 3-4 Aperitivo
  • 3-5 Contorno
  • 3-6 Dolce
  • 3-7 Digestivo
    -ここからは通常タイトル-
  • 3-8 The Great Red Dragon
  • 3-9 And the Woman Clothed with the Sun
  • 3-10 …And the Woman Clothed in Sun
  • 3-11 …And the Beast from the Sea
  • 3-12 The Number of the Beast is 666
  • 3-13 The Wrath of the Lamb

全話見終わったricoはもう、満足感で満たされております。
果たして今後の人生でこれ以上の作品に出会えるんだろうか…と思うほどの満足度です。

約40話のフルコース

諦めたらそこで試合終了ですよ

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ここまで身勝手に言いたいことを言わせていただきました。
そして最後に一つだけ、言わなければいけないことがあるんです。
そう、このドラマを語るうえで絶対に避けて通れない大切なこと。
それは、この作品、ドラマ「ハンニバル」はどちゃくそグロいということです。

しかも手に負えない程のエグさ

猟奇的な連続殺人を扱う作品のため、そこは承知と言われる方もいらっしゃるとは思うのですが、いかんせん制作陣が本気出し過ぎて毎回まいかいしっかりグロいんです。

ちなみにricoはグロが大の苦手でして…実はこの「ハンニバル」シリーズもそれが理由で過去何度も挫折してしまっておりました。

最後までふたりの愛の結末を見届けたい…!
でもグロすぎて…辛いです…!安西先生!と床に手をついて悔し涙をながしていました。
諦めたらそこで試合終了ですよ、と脳内の先生が何度も私を鼓舞するんですが、やっぱりこのグロさについていけず、泣く泣く離脱してしまいました。

でもね、完走した猛者たちが萌え展開に阿鼻叫喚している様子や、ファンの皆様のファンアートを拝見しているうちに、やっぱり最後まで見届けたい!という強い思いが再び沸き立つんです。バスケがしたいです!安西先生!

意を決して、自らを奮い立たせて、ついに私はこの作品と向き合うことに決めました。

グロいシーンは薄目&手で目を覆うという原始的な方法で極力ダメージを回避しました。
見なければストーリーが把握できないシーンでは、「わあこの口裂けは制作陣すごい頑張ったんだな」とか「このハラワタ飛び出るシーンどういう仕組みなんだろ技術さんすごいな」とかもう”作りモノ”として、恐怖という感情を無にしてなんとかクリアすることができました。

完走できた今だからこそ、言いたい。

グロ描写を乗り越えたからこそ
その先にある景色は美しいぞ

むしろあの常軌を逸したシーンの数々があってこそ、ウィルとハンニバルの間の絆がより深くなるんだということを今ならハッキリと実感できます。

だから、グロいのが苦手な方もぜひ挑戦してみてほしい。
挫折したって、何度でも、諦めないで欲しい。何度でも。
10000回ダメでカッコ悪くても、10001回目は何か変わるかもしれない、ってドリカムも言ってた。だからおねがい。

とにかく見てくれ。

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