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ドラマ「光・淵/Justice in the Dark」完全版 待望の日本初放送!各話あらすじ・BL原作の魅力も紹介

こんにちは。
実写BL・メンズロマンスが大好きなアラサー会社員のricoと申します。

数ある作品の中から大人女性にもきちんとおすすめできる良作のみをピックアップしていたら、130本を超えてしまいました。
ひたすら個人的な見どころをご紹介していくブログです。(特に激推しな13作品はこちら)

今回は中華ドラマ「光・淵/Justice in the Dark」を取り上げます。

作品メモ

評価 :0/5。

評 価:全話視聴後記載します(4.5以上はこちら
設 定:サスペンス・犯罪・年の差
トーン:暗い・切ない
大人度:?%
ルオ・ウェイジャオ:刑事/年上/筋肉/硬派

ペイ・スー:資産家/美人/年下/女王様/ミステリアス
※あくまでも個人の主観です

まだ見たことがない方のために詳細を省いた「見どころのみ」をかいつまんでご紹介しますが、3割ほどネタバレを含みますのでご注意ください。

ドラマ「光・淵/Justice in the Dark」とは

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ドラマ「光・淵(Justice in the Dark)」は、中国のBL小説「鎮魂」や「山河令」を手掛けるPriestが送るサスペンスBL小説「黙読」を原作としたドラマです。

ドラマ「光・淵」の世界観

舞台は全人類の1.3%が”零度共感者”となった世界。
型破りな熱血刑事と冷静沈着な若き総裁が、複雑に絡み合う連続殺人事件に挑むサスペンスドラマです。

新南洲最大の自由港・新洲を舞台に、凶悪事件を扱う特別捜査部(SID)の活動を軸に物語は展開していきます。

煌びやかな繁華街と未開発の旧市街が隣り合わせに共存する街・燕城市。
ある日、若い男の死体が発見される。
公安局刑事隊の隊長ルオ・ウェイジャオは早速捜査に乗り出すが、犯罪組織の存在や警察内部の思惑も絡み合い、単純と思われた事件は次第に複雑になっていく。
事件の真相をつかむため、駱聞舟は「犯罪」の才能があり、同じ男に思いを寄せる恋敵でもあるペイ・スーの力を借りることになり……。

原作「黙読」あらすじより

熱血刑事とエリートCEOの正反対バディが魅力!

駱為昭/ルオ・ウェイジャオ(演:フー・シンボー)

型破りな手法で事件を解決する熱血刑事。
直感力と行動力に優れ、正義感が強い男。
ペイ・スーに対して疑念を抱きながらも、捜査を通じて次第に信頼関係を築いていく。

裴溯/ペイ・スー(演:チャン・シンチョン)

巨大企業グループの若き総裁。
冷静沈着で天才的な頭脳の持ち主。
犯罪心理学の専門知識を活かし、事件解決に協力することになる。
過去にルオ・ウェイジャオと関わる事件があり、複雑な因縁を持つ。

歌手&俳優:フー・シンボー

https://www.sohu.com/a/636072546_121150430

敏腕刑事を演じるのは、中国の人気歌手で俳優でもあるフー・シンボー。
歌手としてデビューした後、演技の道も切り開き、古装劇から現代ドラマまで幅広い作品に出演しています。
183cmの長身と端正な容姿、そして真摯なキャラクターで多くのファンを魅了。
歌手と俳優、両方の顔を持つマルチな才能の持ち主として、さらなる活躍が期待されています。

知的な美貌で魅せる実力派:チャン・シンチョン

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その対となる冷静沈着な裴氏グループ社長には、実力派イケメン俳優のチャン・シンチョン。繊細な演技力と端正なルックスで中国の若手実力派俳優として注目を集めています。

演技の幅広さが魅力で、スポーツドラマから家族ドラマまで多彩な役柄を演じ分け、本作「光・淵」での冷静沈着なキャラクターや複雑な心理描写と知的な魅力を見事に表現しています。

複数の芸術大学で首席合格を果たすなど、卓越した才能の持ち主。バラエティー番組でも知的で誠実な人柄が支持され、演技以外でも活躍の場を広げているようです。

正反対の性格を持つ2人の確執と絆の変化が、ドラマの大きな軸となっています。

中国で放送休止の「光淵」が日本で待望の復活へ

本作は2023年に中国の配信プラットフォームyoukuで放送開始されたものの、全30話中8話で突如として放送休止となってしまったいわく付き作品です。
人気作家PriestのBL小説を実写化した作品でしたが、中国の放送規制に配慮して直接的な要素を排除して制作されていました。

それなのになぜ・・・

配信停止の理由は明らかにされないまま2年が経過し、復活は絶望的とされていましたが、このたび日本のWOWOWでの配信が決定!!!
しかも全30話しっかり配信するということで、世界中のファンから喜びの声が寄せられています。

「2025年最高の年になる!BLファンにとって幸せ!」
「とうとう全シリーズを見られるなんて信じられない!自分の目を疑って思わずつねってたよ」
「本当に奇跡みたい。ありがとう日本!」

全30話の長編ドラマですが、ていねいな伏線回収があり、飽きることなく楽しめる構成とのこと。
特に前半では犯罪捜査のスリル、後半では人間ドラマとしての側面が色濃くなり、バランスの取れた展開が魅力です。

ドラマ「光・淵」8話までのあらすじ※ネタバレ有

中国で放送された8話までの簡単なあらすじをご紹介します。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。

↓ ネタバレ回避のために読み飛ばしたい方はこちら

遺伝子の特異性により他者への共感能力を持たない「零度共感者」が社会問題となっていた新洲で、連続殺人事件が発生する。特殊捜査班のルオ・ウェイジャオは事件の調査に乗り出すが、そこに裕福な実業家の息子・ペイ・スーが関わり始める。
7年前の母親の死の謎を追うペイ・スーと、それを自殺と結論付けたルオ・ウェイジャオ。二人の確執を背景に、事件の真相へと迫っていく…

第1話 零度共感者と連続殺人事件

新元文明253年、犯罪率上昇と「零度共感者」の関連性が社会問題となっていた。ペイ・スーは零度共感者に興味を持ち、専門家と議論する。その中、新洲下西区で4件目となる宅配員殺害事件が発生。特別捜査班のルオ・ウェイジャオが捜査を開始するが、ペイ・スーが現場に現れ、7年前の母親の自殺をめぐってルオ・ウェイジャオとの確執が明らかになる。

第2話 幼い日の記憶と不可解な証拠

ペイ・スーは悪夢に悩まされていました。夢の中で幼い頃の自分に対し父親が小鳥を握りつぶしながら「誰が命を支配してると思う?」と問いかける恐ろしい夢です。

一方、殺害された宅配員・何宗一の謎が深まります。同居人の証言によると、何宗一は最近高価な携帯電話を持っていたという。何宗一は「配達中に誰かとトラブルになり、その賠償として携帯をもらった」と説明していたそうです。ルオ・ウェイジャオはこの説明に違和感を覚えます。何宗一の着ていた古いスーツから、彼が身分の高い人物と接触していた可能性を推測。

事件に強い関心を示すペイ・スーに対し、ルオ・ウェイジャオは7年前のペイ・スーの母親の死について触れます。密室での死亡、化粧をして遺書を残していたこと、音楽が流れていたことなど、全ての証拠が自殺を示していたと主張します。しかしペイ・スーは、それを受け入れようとしないのでした。

第3話 刑事が暴漢に襲われる…!

心理療法を受けるペイ・スー。一方、陳震という人物から助けを求める電話を受けたルオ・ウェイジャオはある人物から情報を得ようとしますが、突然暴漢に襲われます。
必死に抵抗し、倉庫で陳震を発見しますが、すでに息絶えていまます…危機的状況の中、ペイ・スーが現れ、追手からルオ・ウェイジャオを救出します。

第4話 麻薬組織と母親の失踪

どうやら事件は麻薬組織に関連していることが判明。
組織の首領・金宰洪と警察幹部の崔洪亮が逮捕され、宅配員殺害の容疑者として苗小伟が自首しますが、ルオ・ウェイジャオは何かが怪しいと思っています。
その後、宅配員の母親が失踪。警察は防犯カメラから母親が深夜3時に誰かと会っていたことを発見。自殺を図ろうとする母親をペイ・スールオ・ウェイジャオが説得し、救出に成功します。

第5話 弁護士の正体

有能な弁護士・周洪川が容疑者として浮上。
ルオ・ウェイジャオの巧みな取り調べにより、周洪川の貧しい出自や火事で両親を失った過去が明らかになる。
決定的証拠として、周洪川のアパートから殺された宅配員・何宗一の遺品が発見され、自白を引き出すことに成功。しかし、事件の背後には「清理者」という新たな謎が潜んでいた…

第6話 清理者の声と父の影

ペイ・スーは「清理者」の朗読放送に注目し、入院中の父を訪問。父が始めた「啓明読書」という番組で、清理者が定期的に朗読を行っていたことを思い出します。
一方で十三区開発プロジェクトの再開を決意。母の墓前でルオ・ウェイジャオと出会い、彼が7年間密かに墓参りを続けていたことを知り、心を動かされます。

第7話 16年前の連続失踪事件

盘龙山で女子高生・曲潼が失踪。
16年前の連続失踪事件と同様、碎花のワンピースを着ていたことから、ルオ・ウェイジャオは過去の事件との関連を疑います。
当時の生存者・蘇霊奈は既に他界。目撃者だった徐東屿は記憶喪失を主張しますが、不審な様子から監視下に置かれることになります。

第8話 少女たちを襲う新たな脅威

補習校の生徒・晨晨が失踪。
綿密な捜査により、失踪事件の背後に16年前の生存者・蘇霊奈の娘である蘇若婉の存在が浮上します。
蘇若婉の自宅から被害者の証拠品が発見され、ペイ・スールオ・ウェイジャオの連携で生徒の救出に成功。しかし、共犯とされる徐東屿は関与を否定し、真相は依然として闇の中に…

そしてここで放送は突如として中止されてしまいます。

気になるて。

原作小説「黙読 The Light in the Night」の魅力

@PleiadesPress

原作は5つの事件を軸に展開する本格BLミステリー小説です。
緻密な伏線と謎解きが高く評価されている作者のPriestの真骨頂であるスリラーとミステリーで読者を魅了します。

主人公2人の関係性も大きな見どころ。
社長の冷静さと刑事の情熱の対比が絶妙なんですよね。
口喧嘩をしながらもふたりは次第に親密になっていき、最後にはなんだかんだでキスするくらいの距離感になる…その関係性がほんとにセクシーなんですよね。

個人的に好きなのは、2人が飼い猫の世話をする場面。
緊迫した展開の中でほっこり和やかな描写もあってそのバランスが絶妙です。

ストーリーはトラウマと恐怖を扱っていて、子どもの頃の経験が後の人生にどのような影響を与えるか、人がトラウマにどう向き合うかがみごとに描かれています。
人間の暗部に踏み込んだ心理描写も本作の重要な特徴と評価されています。

放送規制への配慮から、原作の展開に一定の改変が加えられていることは確かですが、むしろ原作を読んだファンにとっては小説とドラマの違いを味わいながら「実はこの後ふたりは…」みたいな感じで別の楽しみ方もできると思います。

原作は日本語に翻訳され、さらにその翻訳のクオリティにも定評があるので、ぜひ気になる方は手に取ってみてください。今なら1話無料で読めます。

▷ Amazonで原作「黙読 The Light in the Night」の評価を見る

「光・淵/Justice in the Dark」は配信で視聴可能

「光・淵/Justice in the Dark」は2025年3月よりWOWOWで独占放送される予定です。
WOWOWといえば、アンテナ工事が必要な衛星放送のイメージが強いですが、WOWOWオンデマンドなら工事は不要で、スマートフォンやパソコン、タブレットから、NetflixやAmazon Primeビデオと同じようにすぐに動画を楽しむことができます。

▷ WOWOWオンデマンドで「光・淵」を見る

月額2,530円と少し高額ですが「光・淵」のためなら…!

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💎このブログの著者

rico(30代)

湿度高めなオトナ向けクイア作品を探すことが趣味
インディ作品や商業BL、R指定まで何でも食べる
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